酵母ペプチド NoTress

ストレス社会に酵母の力

酵母ペプチド NoTress™ とは

酵母ペプチド NoTress™ の起源材料である酵母( Saccharomyces cerevisiae )は、パンや清酒の製造で日常的に使われている酵母です。この酵母をタンパク分解酵素で可溶化し、得られた酵母由来のペプチドが酵母ペプチド NoTress™ です。

酵母ペプチド NoTress™ によるストレス緩和メカニズム

メカニズム

酵母ペプチド NoTress™ に含まれるペプチドは、幸福感に関与する神経伝達物質「セロトニン」と「ノルアドレナリン」の再取り込みを遮断する SSRI、SNRI 機能を持ちます。この機能によりシナプス間のセロトニン、ノルアドレナリンの濃度を高めストレス緩和効果を生み出します。

マウスの大脳皮質切片を利用したセロトニントランスポーター結合阻害試験で、SSRI 機能を持つ抗鬱医薬品パロキセチンのセロトニントランスポーターへの結合を NoTress™ が濃度依存的に阻害すことが確認されました。また、NoTress™ の SSRI 効果は、パロキセチンの約 7 割の力価があることも確認されました。

酵母ペプチド NoTress™ によるストレス緩和効果 < Ⅰ >

抗不安、抗うつ効果(ヒト臨床試験)

試験方法
被験者
男女 120 名( 19 ~ 52 歳)を 30 人ずつ以下の 4 群に分ける
  • プラセボ( NoTress™ 非含有ガム摂取群)
  • NoTress30( 30 mg / 枚の NoTress™ を含有したガム摂取群)
  • NoTress85( 85 mg / 枚の NoTress™ を含有したガム摂取群)
  • NoTress250( 250 mg / 枚の NoTress™ を含有したガム摂取群)
摂取量・期間
各群とも 1 日 5 枚のガムを 2 週間継続して摂取
評価方法
接種前、摂取後それぞれの BA( I 不安度テスト)、BD( I うつ度テスト)の総合得点をもとに摂取後ー摂取前の値を算出して各群で比較
結果

BAI 及び BDI スコア共に、NoTress™ 摂取により改善しました。

更にBAIスコアに関しては、NoTress30、250 群で、プラセボ群に対して有意差を確認しました( p < 0.05 )。

この結果より NoTress™ には、抗不安・抗うつ効果が期待できます。

酵母ペプチド NoTress™ によるストレス緩和効果 < Ⅱ >

月経前症候群改善効果(ヒト臨床試験)

試験方法
被験者
女性 22 名( 20 ~ 35 歳)
摂取量・期間
NoTress を 1 日 500 ~ 750 mg、4 週間摂取
評価方法
月経前症候群表( PAF ) による被験者の身体的、情緒的、行動的症状の各項目での摂取前と摂取後での総合得点を比較
結果

NoTress™ 摂取により、摂取前に比べ身体的症状は 9 点、情緒的症状は 6 点、行動的症状は 7 点低くなりました。

総合得点が低いほど、緩和効果があることを意味するので NoTress™ の摂取により症状の緩和が確認されました。

酵母ペプチド NoTress™ によるストレス緩和効果 < Ⅲ >

 脳波安定効果(ヒト臨床試験)

試験方法
被験者
10 名(神経精神科に通院する不安症患者)
摂取量・期間
NoTress™ を 1 日 500 mg ずつ、3 日間
評価方法
摂取前、後での脳波( θ 波、α 波)を比較
結果

摂取前と後の脳波を測定した結果、θ 波と Α 波が共に左右非対称の不安状態から、左右対称の安定状態に変化したことが確認されました。

この結果から、NoTress™ には脳内環境を改善して、不安を和らげる効果、熟睡誘導効果などが期待できます。

製品規格

酵母ペプチド NoTress™

項目規格
外観性状淡黄色の粉末
水分8 % 以下
タンパク質含量40 % 以上
Pb3 ppm 以下
As2 ppm 以下
一般生菌数3,000 個 / g 以下
大腸菌群陰性
推奨摂取量500~1,000mg / 日

製品情報

アレルギー表示非該当
遺伝子組み換え遺伝子組み換えでない
動物由来原料非該当
原料表示例酵母ペプチド、酵母抽出物
包装:
内容量 1 kg ~
包装形態:
内容量に応じて(アルミ袋、カートンボックス)
保管方法:
冷暗所、湿度の低いところで保管して下さい。
品質保証期間:
製造後 3 年(ただし、未開封の状態)
品質管理:
ロット毎に製品検査